展示
クローズアップ展示は総合展示室に8つある、資料や話題を定期的に入れ替えて展示するコーナーです。新たに収集した資料や、資料の劣化を防ぐために限られた期間しか展示できない貴重な資料も登場します。どうぞお見逃しなく!
ただいまのクローズアップ展示です
クローズアップ展示0
北広島市で新たに発見されたクジラ化石
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

北広島市は、ステラーダイカイギュウ、セイウチ、クジラ、貝などの海 にすむ生き物、ナウマンゾウやマンモスゾウ、バイソンなどの陸にすむ生き物といった、多種多様な古生物がみつかる“化石の宝庫”です。これらの古生物は、地球の歴史の中で最も新しい時代である「第四紀(約258万年前~現代)」に生きていました。ここでは、2020(令和2)年に、北広島市で新たに発見されたクジラの化石を紹介します。
クローズアップ展示1
幕末における幕府高官の随行と接待
2025.02.14(金) - 04.10(木)

1854(嘉永7・安政元)年、江戸幕府は、サハリン(樺太)を含む蝦夷地の現状をさぐるため、大規模な調査隊を派遣しました。この幕府高官による調査隊に随行し、接待役を務めることになったのは、松前藩士であり、そして蝦夷地の各場所の経営を請け負っていた場所請負人たち商人でした。ここでは、北海道博物館が所蔵する文書資料のなかから、随行と接待の様子の一端をさぐってみます。
クローズアップ展示2
新しく仲間入りした歴史資料たち
2025.02.14(金) - 04.10(木)

北海道博物館には、毎年、道民の方々などから、北海道の自然・歴史・文化にゆかりのある、さまざまな「資料」をご寄贈いただいています。それらの新着資料は、貴重な文化財として、既に収蔵されている19万件あまりの資料とともに、「収蔵庫」という専用の場所で将来にわたって大切に保管されつつ、展示や調査研究など、さまざまな機会で活用されることになります。ここでは、近年、新しくご寄贈いただいた歴史資料について紹介します。
クローズアップ展示3
「北海道立アイヌ民族文化研究センター」の21年
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

北海道博物館の前身の一つは、1994(平成6)年に設立された北海道立アイヌ民族文化研究センターです。2024年度が開設30周年に当たることから、1994年の開設から2015年3月の統合までの20余りの同センターの歴史を、主な事業を中心に振り返ります。
クローズアップ展示4
北海道博物館が所蔵するトンコリ
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

アイヌの楽器「トンコリ」の蔵出しです。今回は、更科源蔵(1904~1985)が収集した五弦琴を展示します。
クローズアップ展示5
いろいろな鋸
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

鋸(のこぎり)は、昔からわたしたちのくらしに身近な道具として、幅広く使われてきました。 このコーナーでは、伐木用、製材用、大工用、細工用、氷切り用などといった、いろいろな目的で使われる、面白い形の鋸をじっくり観察してみましょう。 かつては、鋸をたくさん使った後、切れ味をよくするための手入れ、<目立て>が欠かせませんでした。しかし今は、使い捨ての鋸が広く使われるようになって、<目立て>が行われることは少なくなりました。<目立て>を再現した映像も見てみましょう。
クローズアップ展示6
建物を彩るガラス
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

日本における本格的な建築用材としてのガラスは、1800年代後半の西洋文化の流入とともに用いられるようになりました。当初は輸入品が中心でしたが、1900年頃から国内でもガラス製造がはじまり、全国的に普及していきました。1920~30年代には、模様や凹凸のある型板ガラスが製造されるようになり、視線をさえぎる機能性と見た目の美しさからひろく親しまれました。 この展示では、そのような建築に用いられたさまざまなガラスを紹介します。
クローズアップ展示7
鳥の骨いろいろ
2024.12.21(土) - 2025.04.10(木)

中がカラっぽの鳥の骨には、空を飛ぶための秘密がつまっています。飛ぶというと翼に注目しがちですが、今回は胴体に焦点を当てます。胸の骨からトサカのように突き出た竜骨突起は、はばたくための強力な筋肉を支え、U字型の叉骨は、はばたきをバネのようにサポートします。さらに、骨のかたちは飛び方だけではなく、鳴き声にも関係しています。よく鳴くハクチョウとあまり鳴かないハクチョウで、骨のかたちを比べてみましょう。
次回予告
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クローズアップ展示0
北海道の白亜紀アンモナイト化石、大集合!
2025.04.11(金) - 08.07(木)北海道各地からは約500種類以上の白亜紀のアンモナイトが発見されています。今回は、近年再整理した当館所蔵のアンモナイトの中から選りすぐりの約40点を一挙に並べて展示し、アンモナイトの様々な姿を紹介します。
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クローズアップ展示1
クマ祭りを描いた絵師たち
2025.04.11(金) - 06.12(木)当館所蔵の絵画資料のなかから、アイヌ民族のクマ祭りを描いた作品を展示します。
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クローズアップ展示2
北海道の双六あれこれ
2025.04.11(金) - 06.12(木)北海道の風景や名産品などをテーマに、江戸時代から昭和時代にかけて作られた双六について紹介します。
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クローズアップ展示3
渡島半島のアイヌ民族、函館で明治天皇を迎える
2025.04.11(金) - 08.07(木)最近の調査によって、長いあいだ樺太アイヌのものと信じられてきた一枚の写真が、1876(明治9)年7月に明治天皇の奥羽巡幸を出迎えるため函館に集合していた渡島半島のアイヌの人々を写したものであることが明らかになりました。今回の展示では、この写真を詳しく読み解きます。
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クローズアップ展示4
新しく仲間入りしたアイヌ民族に関する資料たち
2025.04.11(金) - 08.07(木)近年、北海道博物館に寄贈されたアイヌ民族に関連する資料につ いて紹介します。博物館資料に新しく仲間入りしたモノたちのお披 露目です。
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クローズアップ展示5
岩手県から北海道へ渡った神楽
2025.04.11(金) - 08.07(木)100年ほど前に岩手県から北海道へ移り住んだ人びとが伝えた神楽について、権現様という獅子頭、神楽面、神楽台本などをもとに紹介します。
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クローズアップ展示6
たくぎん(北海道拓殖銀行)
2025.04.11(金) - 08.07(木)1900(明治33)年4月に営業を開始し、1998(平成10)年に看板を下ろした「たくぎん」(北海道拓殖銀行)。さまざまな「たくぎん」資料群のなかから、高度経済成長期の北海道の経済や産業、人びとのくらしと関係の深いものを紹介します。
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クローズアップ展示7
北海道のカタツムリの多様性
2025.04.11(金) - 08.07(木)北海道の森には1ミリから4センチを越える大きさの種まで様々なカタツムリが生息しています。また、各地で殻の色や形が変わる種類もあり、その多様性を紹介します。