2019(令和元)年7月6日から9月23日まで北海道博物館で開催した第5回特別展「アイヌ語地名と北海道」では、関連事業として様々な分野の第一線におられる9名の方々に講師をお願いし、連続講座「アイヌ語地名と北海道」を開催しました。
また、北海道の平取町二風谷と釧路市阿寒とで、それぞれの地域の〈地名〉に取り組む活動を続けてこられた方々を講師にお招きした特別フォーラム「ふるさとの地名を見つめて」を開催しました。
このたび、これらの連続講座と特別フォーラムの記録を活字化した冊子(A4判・186ページ)を刊行しましたのでお知らせします。

目次
- はじめに
- アイヌ語地名とは何か ―サッポロはアイヌ語地名?―/児島 恭子
- 今井八九郎 ―ひとと業績―/佐々木 利和
- 菅江真澄がみた北海道・東北の地名/石井 正己
- 特別フォーラム「ふるさとの地名をみつめて」/関根 健司、郷右近 好古、小川 正人
- 蝦夷通詞とアイヌ語地名/谷本 晃久
- 伊能忠敬と間宮林蔵の蝦夷地測量/髙木 崇世芝
- アイヌ語研究からみた「アイヌ語地名」その1 言語学からみたアイヌ語地名/佐藤 知己
- アイヌ語研究からみた「アイヌ語地名」その2 アイヌ語の方位/切替 英雄
- アイヌ語研究からみた「アイヌ語地名」その2 アイヌ語の方位/中川 裕
- 古地図と歩く/和田 哲
各講座及び特別フォーラムの詳しい内容は、以下のページをご覧ください。
閲覧を希望される方へ
本冊子は、道内の公共図書館や国内の都道府県立を中心とした公共図書館、大学図書館などに寄贈しております。
なお、当館総合展示室地下の図書室でも閲覧いただけます(コピーサービスはありません)。
購入を希望される方へ
北海道庁内の「行政情報センター」(札幌市中央区北3西7 道庁別館)で有償頒布(販売)を行っています(価格:700円)
郵送による購入も可能です。詳しくは以下のリンクから「行政情報センター」のページをご覧ください。
※博物館のミュージアムショップではご購入になれません。ご理解のほどお願い申し上げます。