展示

過去のクローズアップ展示

クローズアップ展示2
「北海道の双六あれこれ」
2023.10.13(金) - 12.13(水)




サイコロをふって、スタート地点である「ふり出し」からコマを進め、いくつかのマス目をめぐり、一番早くゴールである「上がり」にたどり着いた人が勝ち…。このような遊びは、「絵双六」と呼ばれています。日本では、江戸時代おわりごろから、錦絵の流行などを背景に、さまざまな種類のものがつくられるようになり、庶民の遊びとしておなじみになりました。名所やお店案内などをテーマにした、北海道博物館が所蔵する絵双六を紹介します。

クローズアップ展示1
『蝦夷島奇観』をさぐる—当館所蔵の模写から—(後期)
2023.08.11(金) - 10.12(木)




『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を見る人びとの関心を呼び、さまざまな画家によって模写本がつくられました。 このコーナーでは、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本3点を紹介します。

クローズアップ展示2
災害を伝えた絵葉書
2023.08.11(金) - 10.12(木)




いまでも観光地などでおみやげとして売られている絵葉書。日本では、およそ120年前に生まれました。テレビはなくカメラも一般的ではなかった時代、ある土地の様子を視覚的に伝えてくれる絵葉書は、いま以上に存在感がありました。そのため、いまでは考えられないような役割も果たしています。その一つが、速報性のある映像メディアとしての役割です。例えば、災害時には、いち早く現場にかけつけたカメラマンが撮った写真の絵葉書がすぐに作られ、販売され、各地に広まっていきました。

クローズアップ展示3
小樽アイヌが経験した近代
2023.08.11(金) - 12.13(水)




現在、多くの観光客が訪れる小樽運河のすぐ近くには、明治時代の初めまで、約70名のアイヌ民族が暮らす集落がありました。彼らが小樽を離れた経緯とその後の歩みを、残された記録からたどります。

クローズアップ展示4
【特別展関連】 北海道・東北北部のアイヌ語地名―山田秀三の地名研究から―
2023.08.11(金) - 12.13(水)




アイヌ語地名研究者・山田秀三(1899~1992)が大きなテーマとしていた、東北地方にも多く見られるアイヌ語に由来する地名。山田秀三による研究の概要を、その後の研究成果も踏まえながら紹介します。

クローズアップ展示5
色々なわら細工
2023.08.11(金) - 12.13(水)




開拓が進む明治期以降、移住者たちは、多くのわら細工を持参して、北海道へやって来ました。 そこでは、人々は、お米を収穫するためだけではなく、わら細工の材料となる、貴重な稲わらを手に入れる目的で、米づくりに取り組みました。こうして手に入れた稲わらからは、雨具・防寒具などの着物、深靴などの履き物、縄類、包装材、運搬具など、色々な民具が作られました。 このコーナーでは、わら細工の品々を抜粋して展示します。

クローズアップ展示6
【特別展関連】 高度経済成長期の発掘調査
2023.08.11(金) - 12.13(水)




高度経済成長の時代には、住宅地の造成や道路工事、空港整備や工業団地建設などが次々に行われるなかで、行政機関による遺跡の緊急発掘調査も急激に増えていきました。工事現場の地中に埋まっている文化財の記録を残す必要があったためです。大学や博物館が中心になって行われる学術調査とあわせて、道内各地で多くの遺跡発掘調査が行われ、多数の考古学的発見につながっていきました。

クローズアップ展示7
【特別展関連】 北海道のひれあし類
2023.08.11(金) - 12.13(水)




3つの海に囲まれた北海道。その周辺には多くの海獣たちが生息し、人間社会とも関わってきました。北海道周辺に生息する海獣には、クジラやイルカなどの鯨類をはじめ、アザラシ類やラッコなどがいます。その中でも今回は鰭脚類にクローズアップ!何かと話題のトドやゼニガタアザラシ、擦文時代の遺跡から発掘された絶滅種のニホンアシカなど、「ひれあし類」とも呼ばれる仲間の頭骨を見てみましょう。

クローズアップ展示1
『蝦夷島奇観』をさぐる—当館所蔵の模写から—(前期)
2023.06.16(金) - 08.10(木)




『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を見る人びとの関心を呼び、さまざまな画家によって模写本がつくられました。 このコーナーでは、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本3点を紹介します。 なお、8月11日(金)より展示資料の場面替えを行います。

クローズアップ展示2
新選組永倉新八の養父 松前藩医杉村介庵
2023.06.16(金) - 08.10(木)




幕府お抱えの剣客集団・新選組の幹部隊士として幕末の京都で剣をふるった永倉新八は、明治維新後の1871(明治4)年、松前藩の医師・杉村家の聟養子となって杉村義衛と名前を改めました。生まれ育った松前藩の江戸藩邸を19才の時に飛び出して新選組に参加した新八が、再び松前藩に戻ることができたのは、家老・下国東七郎の世話があったと伝えられています。今回は、新八が聟養子に入った松前藩医・杉村家にゆかりの資料について紹介します。

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